「見えないものを、感じるとき」
「見えないものと、つながるとき」
私たちは、自分が見ているものこそが、そのものだと思ってる。
身の周りにある、日常ありふれたものを、ありふれたものだと思ってる。
同じだと思い込んでいるだけで、一瞬として同じものなんてない。
そのものだと思い込んでいるだけで、そのものはそのものではない。
― 見えてないだけ 見ようとしていないだけ ―
アトリエにこもり、来る日も来る日も
同じモチーフ(壜や容器や花瓶)の静物画をひたすら描き続けた
ジョルジョ・モランディは、何を見極めようとしていたのだろう?
その写真の中で、真実と現実との融合を感じたロラン・バルトは、
そこに何を見い出していたのだろう?
「美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ」
と言ったゴッホの目には、世界がどう見えていたのだろう?
『美』( 神さまだと思う )は、そこらじゅうに溢れてる。
見えないものを、感じようとするとき、
見えないものと、つながろうとするとき、
いや、
見えないものがあるんだという、そのことに気付き始めたその瞬間にはもう、
あなたの心は、魔が祓われようとしている。
ここは、
この神社の魔除けギャラリー。
あなたの魔除けギャラリーは、どんななの?
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